映画「25時」
GW中はいくつか映画を観ることができた。
2002年の映画である。原題は「25th hour」。エドワード・ノートンを見たくて借りた映画だ。 エドワード・ノートンと言えば、色々な映画に出ているが「ファイトクラブ」が印象的だった。 そしてフィリップ・シーモア・ホフマンも出演している。
しかも監督がスパイク・リー。 スパイク・リーと言えば、「インサイド・マン」しか見ていないがあれは良かった。
製作には、あのスパイダーマンを演じたトビー・マグワイアも参加している。
この映画はエドワード・ノートン演じるモンティが麻薬密売で逮捕され、刑務所に収監されるまでに25時間を描いた映画だ。
警察にチクったのは恋人であるナチュレルなのではないかという疑心暗鬼に苛まれながらも幼なじみであるジェイコブ(これがフィリップ・シーモア・ホフマン)とフランクに7年間刑務所にはいることになったことを打ち明ける。
この辺りの人間関係がとてもうまく描かれているし、やはりエドワード・ノートンがうまい。
別に驚愕の結末やどんでん返しがあるわけでもないが、染みる映画。
上述のとおり麻薬を扱う映画なのだが、2014年に出演していたフィリップ・シーモア・ホフマンが薬物のオーバードーズで死んでしまうというのはなんとも言えない話だ。
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映画「ケープ・フィアー」
観たような気もしていたが観ていなかった。
1962年のグレゴリー・ペックが出ている「恐怖の岬」のほうではなく、1991年のデ・ニーロのほうである。
それでももう24年も前の映画だ。デ・ニーロが若くてムキムキだ。 監督はマーティン・スコセッシ。デ・ニーロが演じるのは14年の服役後に出所したマックス。14年前に弁護にあたった弁護士がニック・ノルティ演じるサム・ボーデン。
刑務所に服役中、読み書きを覚え、たくさんの本を読んだマックスは、弁護士の弁護が不十分だったことを知る。そして服役後、当時の弁護士のサム・ボーデンに復讐するのだが・・・。
その復讐の仕方がまあなんというか、陰湿というか頭がいいというか。 さすがデ・ニーロというところなんだけど、実は弁護士演じるニック・ノルティの演技も相当いい。ジュリエット・ルイスは・・・まぁまぁ。
おもしろいことに1962年の「恐怖の岬」でサム役で出演していたグレゴリー・ペック、マックス役で出演していたロバート・ミッチャムがカメオ出演している。こんなのをみると「恐怖の岬」も見たくなるではないか。
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