映画「TIME/タイム」

ガタカ」、「トゥルーマン・ショー」のアンドリュー・ニコル監督の作品。

遺伝子操作により25歳以上歳を取らなくなった世界が舞台。時間が通貨でありまさにTime is money. 現代同様富裕層に時間が集まり、貧困層では時間を奪うための犯罪がおこっておりまた時間が足らずに行き倒れる人もいる。スラムエリアに住むウィルは、バーで飲んでいた富豪をマフィアの手から助け出す。逃げた先で一夜を明かすが、明けた朝その富豪は自殺しており、ウィルには富豪から100余年の時間を与えられていた。

細かいことを気にするとたぶん色んなところがおかしいのだろう。 派手なアクションがあるわけでもない。SFであるけど派手なCGがあるわけでもない。

このTime is moneyという世界観が何を示しているのか? という裏の意図を考えながらみるということもできるが、そのまま額面通り見てもいいのではないだろうか。素直に楽しめるだろう。

追記 主演のジャスティン・ティンバーレイクは歌手というかアイドル的な位置づけなんだろうと思うのだが、なかなかどうして演技はうまかった。才能のある人はいるものだ。