本「Team Geek」
「Team Geek」を読みました。読みやすくて書いてる内容もとても良かったです。
全編通してでてきますが、大事なのは 1.5 三本柱(p.15)にある HRT と言われる以下のこと。
謙虚(Humility)
世界の中心は君ではない。君は全知全能ではないし、絶対に正しい訳でもない。常に自分を改善していこう。
尊敬(Respect)
一緒に働く人のことを心から思いやろう。相手を1人の人間として扱い、その能力や功績を高く評価しよう。
信頼(Trust)
自分以外の人は有能であり、正しいことをすると信じよう。そうすれば、仕事を任せることができる。
同ページには、
あらゆる人間関係の衝突は、謙虚、尊敬、信頼、の欠如によるものだ。
ともある。 この HRT がすべてのベースだと思う。その上で、「4章 有害な人に対処する」という章もあり興味深い。p.104 には、
好ましくない振る舞いをする人は、それが悪いことだと気づいていない。あるいは、そもそも気にしていない。無知や無関心は悪意よりもタチが悪い。つまりは、HRT が欠けているのである。
とある。これは納得できると同時に自分自身にあてはめると怖くなる。「気づいていない」と意識のしようがないからだ。
HRT を普段から心がけていこう。
今回、某氏のマネをして蛍光ペンで線を引きながら読んでみた。なかなかいいかも。
Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
- 作者: Brian W. Fitzpatrick,Ben Collins-Sussman,角征典
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2013/07/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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