本「社会人英語部の衝撃」（清涼院流水）

彼は英語の教材の専門家ではない。京大ミス研出身のミステリー作家だ。大学時代「コズミック」や「ジョーカー」を読んだことを覚えている。京極夏彦の京極堂シリーズなみの分厚さだ。ジャンルとしてはバカミスかも知れないのだが、ぼくは結構好きである。と言いつつその後の作品は読んでないが・・・。

その清涼院流水はTOEICファンなのだ。このブログに挙げるのを忘れていたが、TOEICをモチーフとした小説「不思議の国のグプタ」という本も上梓している。TOEICを何度か受けたことがある人は笑える要素があるのでおすすめだ。

この本は、そのTOEIC大好き清涼院流水氏が、自身も勉強しながら知人の社会人向けにTOEIC対策の勉強会を開き成果をあげていくストーリーであり、実際のTOEIC受験に役立つ情報も満載である。

ぼくはというとすっかり感化されてしまった。今までの最高得点は700点台なので800点めざしてがんばってみようかな。ちなみに清涼院流水氏は満点である990点ホルダーである。

本書に書いているTOEIC対策の基本はこうだ。

まずはこれくらいか。読み進めていくとリスニングは倍速で聴く！とか出てくるが等倍でも聞き取れないのでまだまだ先の話だ。

さっそく文法の勉強で推薦されている「総合英語 Forest」をBookOffで購入した。最新は7th Editionだがぼくが買ったのは6th Editionである。まぁ問題ないだろう。英文法はわかってるつもりだが、おさらいをするにこしたことはないだろう。単語については自信はないがまぁいいかな。

その後、公式問題集を解きまくるか。