本「隻眼の少女」(麻耶雄嵩)

読みたいと思いながらもなかなか手を出してなかった2013年の作品。

なんだろうなぁ。 後半の読者をバサバサと裏切っていく感じはこれぞ麻耶作品と言うか。 ある意味楽しめたのでいいんだけど。

ただ屋敷内の部屋や庭の位置関係はとてもややこしく見取り図がほしかった。 また家系図はちゃんと買いてくれてるけどこれもややこしくなかなか関係性が頭に入らなかった。

「みかげ」の服装(水干)もあの表紙がありきで認識できたがあの表紙がなかったら頭に描けなかっただろう。

なんにせよ、まあ、楽しめた。 さすが麻耶さん。

隻眼の少女 (文春文庫)

隻眼の少女 (文春文庫)