本「カシュガルの追憶」(島田荘司)

久しぶりの島荘。しかも御手洗シリーズ。 先入観なしに手にとった。

まぁまぁよかった。 ミステリかなと思ったらミステリじゃないけど。 島荘節というか、読みやすくていい雰囲気のこの感じ。

ただ左寄りというか思想的なものが入っているように見えるのが残念。 なんだろうなぁ、もっと多面的に書くこともできたのではないかと思う。 そんな日本人ばかりではないと思うぞ。そういう日本人がいたかもしれないけれど。

でも次の「星籠の海」も読むよ。

進々堂世界一周 追憶のカシュガル

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