本「ヒキコモリ漂流記」(山田ルイ53世)

何を隠そう僕は檀家である。 何のことかわからない人はだまってポッドキャスト 髭男爵 山田ルイ53世のルネッサンスラジオ を聞こう。 このポッドキャスト文化放送ローカル局の一部ではラジオ放送もしている)のヘビーリスナーを「檀家」と呼ぶのだ。

もう4, 5年はほぼリアルタイムで聞いている。

そしてパーソナリティーである髭男爵 山田ルイ53世は僕と歳も近く、一人目の子どもが出来た年も同じで勝手に共感してしまっているところもある。

その男爵が本を書いた。去年の8月に出版されている。

ヒキコモリ漂流記

ヒキコモリ漂流記

平たくいうと自伝である。幼少期より芸人になるまでの波瀾万丈の人生を赤裸々に記している。 やっと読み終わったわけだが、素直にその感想を書いてみる。

芸人だからか、妙に例えが多く、そこは少し読みにくい。 その例えが知識をひけらかしているようにも思え、文章のリズムを悪くしている。

ということだけが気になったが、話は事実なので当たり前だがリアリティがあり、ぐいぐいと引き込まれてしまう。 陽気にラジオで話している男爵にまさかこんな時代があったのか、とそれはもうすごい人生である。

引きこもりながらも、そんな自分を否定している男爵。 本当はできるという自分を感じながらもまわりとの差がどんどん開いていく。

僕自身は同様の経験があるわけではないが、ひねくれ加減が男爵と近いのか、共感しながら読むことができた。

世の中のヒキコモリが皆男爵と同じ経緯であったり同じ思いをしているわけではないとは思うがヒキコモリの一例として読んでおくのは悪くないと思う。特に子を持つ親であれば。

Amazon Prime ビデオでみたもの。

Amazon Prime ビデオは無料の割には結構いい映画が多い。(U-NEXT はB級、C級が多すぎる)

RONIN

カーチェイスのシーンがいいんだよなーと思いながら「RONIN」をみた。

最初に観たときは感動したが、今見るとそうでもなかった。 「TAXi」とか激しくてかっこいいカーチェイスの作品はたくさんあってもう慣れてしまったのかな。

でも「TAXi」もこの「RONIN」も1998年の作品か。 デ・ニーロとジャン・レノが出てるのがその時点ですごいのだが、ショーン・ビーンがショボい役で出ているのも見どころ。

トランスフォーマーシリーズ

最新の「ロストエイジ」は有料なので、その前の3作品をVFXのかっこいいシーンだけを飛ばしながらみた。

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン [DVD]

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トランスフォーマー/リベンジ [DVD]

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トランスフォーマー [DVD]

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ロボコップ

こちらは観たことのない映画だったがアクションが激しくて楽しそうなのかなと思って先入観なしに観た。1987年の「ロボコップ」も観たことがない。

うーん、まぁまぁ面白かったかな。 アクションは今ひとつだった。ロボコップなので銃でバンバンと撃つだけだし。 刑事アレックスの奥さん役のアビー・コーニッシュは美人だなー、でもどっかで観たことあるなーと思ったら「エンジェルウォーズ」に出てた人だった。

ゲイリー・オールドマンも出演しているが、彼が出ていると映画が引き締まる。

エンジェル ウォーズ [DVD]

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Fire TV Stick いい感じ。

去年末、

kizashi1122.hatenablog.com

に書いたとおり、返品するかもしれないという前提で、Fire TV Stick を買ったが、結論としては、返品していない。

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リモコンの電池のふたがなかなか開けられないというあるある

電池カバーが開かない!待望のAmazon Fire TV Stickが届いた! - NAVER まとめ

を乗り越え、セットアップする。Fire TV Stick の使い方動画が流れるのもいい。アマゾンアカウントは購入者(奥さんのアカウント)がすでに紐付いているし、Wifiの設定も簡単だったし、すべてがスムーズに進んだ。iOS のリモコンアプリもあるしいい感じ。

Apple TV も使ったことがなくて、もちろん Chromecast も使ったことがなく、ましてやゲーム機も全くもってないので、こういうのには結構感動した。

購入時当初は、Prime ビデオ少な!と思ったが少しずつは増えているようだ。といっても古いのが多い。 昔観た映画であれはよかったなー懐かしいなーと思いながら観る感じだ。

我が家の用途としては、

  • 子供がしまじろうの動画をみる
  • 僕がなつかしい映画をみる
  • 僕があえてTVでYoutubeをみる

という感じだ。先日、日本でもプライム会員はAmazon Cloud Drive への写真のアップロードが無料になった。 Fire TV Stick ではアップロードした写真も観ることはできる(動画はできない?)ので、この用途も増えそうだ。

Fire TV Stick いい感じだ。

Fire TV Stick

Fire TV Stick

写真・動画バックアップのためのクラウドサービス再考

去年の5月に、

kizashi1122.hatenablog.com

というエントリを書いた。結論は、OneDrive に落ち着いたのだが、状況が変わってしまった。 OneDrive のサービス改悪である。

japanese.engadget.com

アテにしていた100Gのプランがなくなってしまった。この改悪が発表された時点ならまだ100Gのプランがあったのだが今年に本当に入ってなくなってしまった。2月までは100G無料のキャンペーン的なものが適用されているのだが、逆に言うと2月になると使えなくなってしまう。5月に記事を書いたときは、以下の様な表を載せていた。

サービス 無料容量 追加容量 価格 (月額)
iCloud Drive 5G 200G * USD 3.99
OneDrive 30G 100G USD 1.99
Google Drive 15G 100G USD 1.99
Amazon Cloud Drive 0G Unlimited USD 4.99

今思えば、5月当時は Amazon Cloud Drive は日本ではサービスインしていなかったが、今はしているので改めて考慮してみよう。 AppleiCloud も価格体系が変わった。

Apple、日本での「iCloudストレージ」の新しい価格体系を発表 − 50GBプランが130円から | 気になる、記になる…

これらを考慮し改めて表を作ると、以下のようになる。USD で合わせたかったけど、Amazon Cloud Drive は JPY しかわからなかった。

サービス 無料容量 追加容量 価格 (月額)
iCloud Drive 5G 50G (200G) JPY 130 (400)
OneDrive 30G (今は5G) 50G USD 1.99
Google Drive 15G 100G USD 1.99
Amazon Cloud Drive 5G 50G (200G) JPY 167 (667)

まず最悪なのが、OneDriveだ。50Gのプランしかない。次は1Tのプランになってしまう。もう却下するしかない。 Googleは比較のため挙げたがなんとなくやめておこう。 Amazon Cloud Drive は 20G/50G/100G/200G/500G/1000G と細かく分かれているのがいい。値段も安いと言える。しかしAmazon.com のアカウントとAmazon.co.jpアカウントとは別扱いになるなど、いろいろ問題はあるみたいだ。プライム会員への優遇措置も日本ではないようだ。

家族との共有を考えると、今は、iCloud Drive になるかな。ただ200Gの次が1TBになってしまうのが気になる。200G 使いきってしまう前に、Amazon Cloud Drive がいい感じになることを祈って、今は、iCloud Drive にしよう。

本・絵本の修繕・補修には専用のテープをつかいましょう

ポイント

  • 絵本の修繕・補修には専用のテープをつかいましょう
  • セロハンテープみたいに時間がたってもパリパリ・ベトベトにならない
  • 図書館もつかってるテープなので安心

絵本 強力 補修テープ (3cm×5m) H-27-B

絵本 強力 補修テープ (3cm×5m) H-27-B

経緯

子供は絵本の扱いが雑なので、かなりの本のページが破れている。兄弟で使ったり、友達から譲り受けたりしたものなら尚更だろう。ちょっとした破れだとセロハンテープで直してしまいたくなるが、すぐに汚くなってしまう。今まではセロハンテープで修繕していたが、セロハンテープの跡は醜いので、ちゃんと修繕することにした。

専用のテープがちゃんとあるのだ。 メンディングテープといって、セロハンテープより修繕向けのテープもあるが、せっかくなので図書館でも使われているテープを買うことにした。 中でも安かったのがこれ。

絵本 強力 補修テープ (3cm×5m) H-27-B

絵本 強力 補修テープ (3cm×5m) H-27-B

テープには厚みがありしっかりしている。セロハンテープなんかよりも安心だ。

わかりづらいかもしれないが、実際に使ってみたのがこれ。

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お子様のいる親御さんにはぜひおすすめ。

追記

すでに3つ目購入・・・。

2015年振り返り

今年も残すところあと2時間を切ってしまった。

軽く振り返っておきたい。

  • 「四神金赤館銀青館不可能殺人」(倉阪鬼一郎
  • 「白ゆき姫殺人事件」(湊かなえ
  • 「連続殺人鬼カエル男」(中山七里)
  • 「ウサギの乱」(霞流一
  • 「屍の命題」(門前典之)
  • 「チェーン・ポイズン」(本多孝好
  • 「卑屈の国の格言録 」(小明高橋健一
  • 「殺人鬼フジコの衝動」(真梨幸子
  • 「五色沼黄緑館藍紫館多重殺人」(倉阪鬼一郎
  • 「黒龍荘の惨劇」(岡田秀文)
  • 伊藤博文邸の怪事件」(岡田秀文)
  • 「三匹のおっさん」(有川浩
  • 「毒殺者」(折原一
  • 「社会人英語部の衝撃」(清涼院流水
  • 統計学が最強の学問である」(西内 啓)
  • 「不透明な時代を見抜く「統計思考力」」(神永 正博)
  • 「Nのために」(湊かなえ
  • 「火星の人」(アンディ・ウィアー)
  • 「<映>アムリタ」(野崎まど
  • SQL実践入門」
  • 「『クロック城』殺人事件」(北山猛邦
  • 「体育館の殺人」(青崎有吾)
  • 「江神二郎の洞察」(有栖川有栖
  • 「水族館の殺人」(青崎 有吾)

振り返ると1年間は365日もあるのにあまり本を読んでないものである。 印象に残った本はなんだろうか。「白ゆき姫殺人事件」(湊かなえは安定感あるなあとか。「連続殺人鬼カエル男」(中山七里)「殺人鬼フジコの衝動」(真梨幸子「チェーン・ポイズン」(本多孝好は読んでて辛かったなぁとか。「体育館の殺人」(青崎有吾)はまあおもしろかったけど、「水族館の殺人」(青崎 有吾)はいまいちだったなぁとか。

来年はもっと本を読まないとなぁ。

映画

リアルタイムでみたのは、「ジュラシック・ワールド」「ミッション・インポッシブル ローグネイション」だけかな。 2つとも良かったです。

芸能

この話題は避けられないと思うのが、キングオブコメディ高橋健一パーケンさん)についてだ。 先日、女子高生の制服を盗んだ咎で逮捕されたという報道が流れた。

唖然としてしまった。嘘だろ?

ここ数年でキングオブコメディのファンになった。きっかけは忘れたけど。 隔週でニコニコ動画でやってるニコニコキングオブコメディは欠かしたことはなかったし(リアルタイム視聴じゃないけど)、逮捕後売上が上がったと言われている、

ニコニコキングオブコメディ 冗談にもほどがある! [DVD]

ニコニコキングオブコメディ 冗談にもほどがある! [DVD]

も持っている。NGKキングオブコメディが出演したコントグランド花月にはもちろん足を運び、本にはサインもらい、一緒に写真まで撮ってもらった。

はぁ・・・まじか・・・・。

キングオブコメディというコンビ名はロバート・デ・ニーロが出演している「キングオブコメディ」という映画が由来だ。 「キングオブコメディ」の中でデ・ニーロ演じるルパート・パプキンは人気コメディアンへの憧れが行き過ぎてが狂気にかわり、誘拐事件をおこしてしまい、逮捕される。その後、刑務所から出てきたパプキンは人気者になるが・・・、パーケンの復帰は絶望的だろう。

僕はただの1ファンに過ぎないし、擁護するつもりはないけど、実刑判決を受けた場合に、刑務所からでてきた後はどうなるのか心配してしまう。

年末にこの事件は衝撃的過ぎた。

本「水族館の殺人」(青崎 有吾)

新たな「館」シリーズの青崎有吾氏の第二弾「水族館の殺人」を読んだ。

うーん。前の「体育館の殺人」のほうがよかったかな。

登場人物がちょっと多くない?というのは目をつぶるとして、色々ごちゃごちゃしてしまっていて、全体的に不自然な印象があり、ちょっとついていけなくなった。不自然というと職場の仲間が一人死んだ(しかも殺人)あとの残った仲間は喪に服してる感ゼロの感じ。死者を悼む様子はまったくない。その違和感が大きすぎて、これが後になってなんかストーリーに関わってくるのではと思ってしまうほどだった(そしてそれは関係なかった)

最後のアレもなんか唐突すぎて意外性はあるんだけど、意外性と感じられなかった。

なんか色々残念。 といいつつ、次に出る「図書館の殺人」は読むと思うけど。

水族館の殺人

水族館の殺人