2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

本「首なし男と踊る生首」(門前典之)

門前典之と言えば「屍の命題」だ。 あのトンデモ感がたまらない。 気になったので他の著作も読んだ。 「建築屍材」これは、いまイチだった。 「灰王家の怪人」これはまあ良かった。トンデモ感は「屍の命題」ほどではなかったが。 そして今回。「首なし男と踊…

本「貴族探偵対女探偵」(麻耶雄嵩)

前作「貴族探偵」が抜群に面白かったので、続編も読むことにした。 いい。こっちのほうがいいかな。こちらも短編集だが、最後の編は絶妙だった。 貴族探偵対女探偵作者: 麻耶雄嵩出版社/メーカー: 集英社発売日: 2013/10/25メディア: 単行本この商品を含むブ…

本「貴族探偵」(麻耶雄嵩)

本を手にとった時、あれ?これ前に読んだかな?と思ったがそれは、筒井康隆の「富豪刑事」だった。富豪の刑事。貴族の探偵。似てるじゃないか。 そしてこの「貴族探偵」。短編集である。 いやー、面白かった。設定が斬新すぎる。 さすが麻耶さん。発想が斜め…

本「カシュガルの追憶」(島田荘司)

久しぶりの島荘。しかも御手洗シリーズ。 先入観なしに手にとった。 まぁまぁよかった。 ミステリかなと思ったらミステリじゃないけど。 島荘節というか、読みやすくていい雰囲気のこの感じ。 ただ左寄りというか思想的なものが入っているように見えるのが残…

映画「007 スペクター」

恥ずかしながら 007 シリーズはまったく観ていない。 是非最初から観てみたいと思っていた。しかし、なぜ、最近のスペクターなのか? なぜショーン・コネリーではなく、ダニエル・クレイグなのか。 下の子(1歳半)が、Fire TV Stickのリモコンで購入処理を…