2014-01-01から1年間の記事一覧

本「リスクが多すぎる」(ボブ バーガー)

斬首モノのミステリーが続いたのでドロドロしたものではなくさっぱりしたものが読みたかった。その意味ではこの本はよかった。 が、ストーリーはいまひとつ。 アメリカの軽めのアクション&サスペンス映画みたいな感じで、感想が何も残らない。ふーん、って…

本「黒と愛」(飛鳥部勝則)

図らずも斬首モノが続いてしまった。 実はこの後「遠見事件」(詠坂雄二)を読もうと思っていたが、もう斬首モノには食傷気味なので、次はさっぱりしたものを読みたい。 それはさておき、これも長かった。それにエグい。気持ち悪い描写が多い。そして進まな…

本「首無の如き祟るもの」(三津田信三)

辛かった。 いろいろと。 自分自身読者としてコンディションがよくなかったので、登場人物も多いし、建物・建造物がたくさんでてくるわりには位置関係を示した図もない(私が読んだのはハードカバー)。 ざっと流して読もうとしたが長かった。 二転三転する…

本「ラミア虐殺」(飛鳥部勝則)

いやあもう最高。大好き、こういうの。 ハードボイルドタッチの作風(最初だけか?)なんだけど、びっくりするほど読みやすい。 「本格推理小説」といってしまうのはちょっと気が引けるが、よくよく考えるとちゃんと本格してる(細かいことはいえないけど) …

本「評価経済社会」

オタキングこと岡田斗司夫氏の本である。 切り口がおもしろい。この人は未来を予測するだけでなく、その予想している未来に向けて率先して自ら実践しているところがすごい。 フリックス - Wikipedia この本の印税もゼロだそうだ。 評価経済社会 ぼくらは世界…

本「さよなら神様」

あの「神様ゲーム」の衝撃を味わうべく、続きもののこの本を読んだ。 短編だからというのはあるんだろうけど、「あの」衝撃は得られなかった。 短編とは言え、全編とおした仕掛けもあり、読み応えはある。 他のレビューを見ると「後味悪い」というような内容…

本「死なない生徒殺人事件」(野崎まど)

面白かった。 これはライトノベルなの? ライトノベルって何? 普通に小説でいいんでない? 文体も読みやすいし、登場人物も少ないし、結末も面白い。誰もが予想できない結末。 こういうのたくさん読みたい気分。 「天名」という登場人物が出てくるのだが、…

本「名探偵 木更津悠也」(麻耶雄嵩)

短編4篇。 まあまあよかったです。中でも「禁区」がよかったかな。 名探偵 木更津悠也 (光文社文庫)作者: 麻耶雄嵩出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/05/10メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 12回この商品を含むブログ (39件) を見る

本「富豪刑事」(筒井康隆)

これまた40年近く前の作品。今更感満載だが未読だったので読んでみた。 2005年に深田恭子主演でドラマ化されたという話も知っているがドラマ自体は見たことはなく、まっさらな状態で読んだ。 ちゃんとミステリしていて面白かったが、何かしら物足りなさを感…

本「アルキメデスは手を汚さない」

久しぶりに小説を読むことにした。たしか10年以上前にも友人に勧められたが読まずに今まで来てしまった。 約40年前の小説で、東野圭吾も感銘を受けたという名作「アルキメデスは手を汚さない」。作者は小峰元。故人である。 舞台は豊中市。私の育った町なの…

げげ、バッテリーの交換修理!?

何気なく電源をところをクリックすると、 こんなのがでているではないか。 コネクタ部分は先日交換したばかり、もうバッテリー本体がヘタっているのか。 しかし、Battery Health で確認したら、 そんなでもない。 Apple Store にいくのは大変だし、バッテリ…

映画「トランスフォーマー/ロストエイジ」

「トランスフォーマー/ロストエイジ」を見てきた。 1作目「トランスフォーマー」、2作目「トランスフォーマー リベンジ」、3作目「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」に続く4作目である。全部映画館で見た(はず) 第4作目は結論から言うとまぁまぁ…

本「もっと自在にサーバを使い倒す 業務に役立つPerl 」

Perl は長いこと使ってきたけど、使い捨てプログラムが多かったなぁと思う今日このごろ、ちゃんと勉強しないと、と思い読んでみた。 んー。やっぱり使用用途としては100行くらい1ファイルもののお便利プログラムを書くための本って感じだなぁ。2012年初版の…

Transcendの外付けHDDが認識しなくなった!

MacBook Air の Time Machine として使っていた 500G の外付け HDDが認識しなくなった! 結論 Transcend のHDDは何も悪くなかった ケーブル(下記、Amazonのリンク参照)を買って解決! サンワサプライ USB3.0マイクロケーブル(A-MicroB) 0.5m KU30-AMC05出…

本「スタートアップ・バイブル」

日本の大学・大学院で工学を学んだ著者が、なんと日本語で書き下ろした本。 一言でいうと「日本の皆さん、シリコンバレーでの起業超おすすめ!」という本である。 資金調達(VCやエンジェル投資家を強く推してる)と特許について割と細かく書かれているのが…

本「神様ゲーム」

ずっとずっと読みたかったけど、ブックオフではなかなか見つからなくて図書館でようやく出会えた本。 麻耶雄嵩の「神様ゲーム」を今更読み終えた。毎回やってくれるな・・・この作者・・・。— Kizashi (@kizashi1122) 2014, 5月 22 ほんと毎回裏切ってくれる…

本「わかる!会社法」

改正された会社法をわかりやすく解説してる・・ということなんだけど、門外漢にはそれでも結構難しかった。ある程度基本的な知識が前提となっているというか・・・その基本さえない私はどうなんだという話なんだけど・・・。 とは言え「へえそうなのか」とい…

本「邪魅の雫」

京極夏彦の京極堂シリーズの今のところ最新刊である。2009年初版だけど。 これは一度は読んでいて久しぶりの小説ということでリハビリを兼ねて再読することにしたのだ。しかし800ページ強はリハビリにはちょっときつかった。 なぜ再読しようと思ったかという…

本「強いチームはオフィスを捨てる」

タイトルはちょっと訳が過剰な気もするが、わからなくもない。 非常に読みやすい本である。 オフィスは本当に必要なのかというという問題提起から、リモートワークの誤解や落とし穴までうまくまとまっていると思う。理想論ではなく事実 basecamp(旧37signal…

本「開発効率をUPする Git逆引き入門」

まだGitに慣れていないので評価はできないのだが、「役に立ちそう!」って思える本。 今後Gitを使って開発を進めていて困ったときには必ず読み返すことになると思う。 ところで、P112 にコマンドの解説とコマンドが明らかに違うところがあるんだけど、Errata…

本「仕事で「会社の数字」の大切さに気付いたら読む本」

まあだいたい理解している内容だった。 SI 生活が長かったので、人件費は「売上原価」に入ることが頭のなかでデフォルトになってるんだけど、一般的には「販管費」に入るんだな。どうりで労働分配率の計算がおかしくなるはずだ。 憶えておいたほうが良い知識…

本「堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方」

だいぶ前の本である。図書館でたまたま視界に入ったから手にとってみた。 初版も10年前だ。ライブドアの粉飾事件が起こる前の本である。 宮内氏の話も出てくる。おそらく亡くなった方であろう方の話も。 またおそらく今や超有名なギークの弾さんや宮川さんの…

本「経営者に贈る5つの質問」

僕は経営者ではないので、内容をうまく評価できません。 気になったところを引用しておこうと思います。 細かくいうと「それは違うだろ」というところもあるけど、あくまで経営という視点で語られているのでそんなところを論(あげつら)っても仕方がないと…

Weekly Recap

Mac ランチャーを Quick Sliver から Alfred に変えた 安さからWindowsのウィルスチェックソフトをESETに変えたついでにMacにもインストールした 管理画面はイケてない 今更ながら、File Vault を有効にした(「強いチームはオフィスを捨てる」の影響) Time…

本「システムはなぜダウンするのか」

ざっと読みました。 IT系の社会人2, 3年目に読むにはいい本なんじゃないかな。 システムはなぜダウンするのか作者: 大和田尚孝,日経コンピュータ出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2009/01/22メディア: 単行本購入: 24人 クリック: 345回この商品を含むブロ…

本「ノンデザイナーズ・デザインブック」

とりあえず絵をながめるだけでパラパラっと。 「コントラスト」「反復」「整列」「近接」という4原則の重要性がよくわかる(頭文字をとって crap というのがおもしろい) 著者は英語圏の人であり、ほぼ英文字をつかったデザイン。漢字ひらがなと違って英文字…

本「達人に学ぶDB設計 徹底指南書」

前半はだいたい理解している内容なのでざっと読んだ。 おもしろいのは7章からだろう。7章は「論理設計のバッドノウハウ」である。 7-2 (p.193)では 配列型は利用しない。第1正規形を守ろう。 とある。理由としてはいくつか挙げているが、同じページで しかし…

映画「パシフィック・リム」

観るべきか観ざるべきか悩んだけど観ることにした。 日本のロボットアニメや特撮映画が大好きなギレルモ・デル・トロ監督によるロボット映画である。怪獣映画とも言えるか。 映画『パシフィック・リム』日本限定版予告編 - YouTube 監督が意識してるかどうか…

映画「ワールド・ウォーZ」

2月の出張時の飛行機で途中まで観て、そのままにしていたが、ようやく観ることができた。 たぶん世の中的には「やっちゃった」感のある映画なんだろうと思う。 しかし、まぁそこまで悪くない。 『ワールド・ウォー Z』予告編 - YouTube 一言で言うと、ゾンビ…

映画「サイド・エフェクト」

新作である。奥さんが以前ハワイ旅行に行った時に飛行機で中途半端にみたから続きがみたいということと、僕視点でもなかなかおもしろそうだったので新作だけど借りた。だけど、というのはお金がかかるということだ。TSUTAYAで借りたのだが、消費税込みだと50…