映画「ヒューゴの不思議な発明」

いや、いい映画だとは思うんだけど。

「ライラの冒険」や「スパイダーウィックの謎」のようなファンタジーものではない。

これを期待していたので違和感を感じたまま見続けてなんか変な感じになってしまった。

父をなくした一人の機械好きの少年の話が、徐々に実在の映画監督ジョルジュ・メリエスのドキュメンタリーチックな話に変わっていく。 そのジョルジュ・メリエスの「月世界旅行」という世界最初のSF映画と言われる映画が作中にでてくるが僕は浅学ながら知らなかった。

監督はマーティン・スコセッシ。 いろいろネットをみていると3Dでみるべき映画のようだ。 実在の映画監督をとりあげているだけあって、映画好きには過去の様々な名作のオマージュが伺えるシーンがあるようであるが・・・そんな映画とは思ってみてなかったよ。フランスの駅が何かのきっかけでファンタジックな世界に変わるとか移動するとかそんな話かと思っていたのに。

舞台はフランスなのに登場人物はみな英語で話す不自然さもあり、アメリカ人のクロエ・モレッツがイギリス英語を話している違和感もあり、うちの奥さんが期待していたジュード・ロウの出番は10分程度だったり、ヒューゴは別に何も発明してなかったり、と、まあ、アレです。

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